■ PowerBook苺丸へのレクイエム
[May,23,2008]

アップル・パワーブック三種.清掃中に押し入れの段ボールの中で再会.

懐かしい“ぼわぁ〜ん”の起動音と共に三台のパワーブックが起ち上がりま………せん,おかしい,PowerBook 150(右)が起きてくれません.

米国Compuserveがお手本のNiftyserve,そこに【売ります・買います】コーナーってのがありましたが,ヤフオクもeBayも無い時代はもっぱらパソ通のコレ.

たまたま新潟の学生さんからの出品だったこの苺丸,10万の提示金額に応答して売買成立,晴れてパワーブック・ユーザーとなったのが1994年,当時佐渡在住のALTさんの145bを触らせてもらったのが購入の動機でした.

開発コードネーム“Blackbird”のPowerBook 500シリーズ(520cや540c)が発売されてはいましたが,金額的に全然折り合いません.とにかくお値段馬鹿高いマックというイメージでした.

また,PB 100シリーズでは日本仕様もANSI配列(ASCII配列:例えば『2』のshiftが『@』)かつ横長リターンキーだったキーボードが,500シリーズではJIS配列に変更されてしまったのもちょっとアレでしたね.たしか『官公庁からの受注を期待して』というような理由だったと思います.

因みに,マック(漢字トーク7)用のNiftyアクセスキットの定番は【ComNifty(フォーラム自動巡回ソフト)+魔法のナイフ(ログ切り出しソフト)+茄子R(ログ・ブラウザー)】,これらは【三種の神器】と呼ばれてあがめ奉られて(?)いました.このキットでパソ通三昧,Compuserve経由のtelnetでNASAのサーヴァーに繋がって感動したりしたのもこの頃.インターネットの夜が明ける直前,つまりWindows 95の発売前夜といった頃のことです.

因みに,Niftyの会員になったのはPowerBook 150購入の前年(=1993年),当時はシャープのワープロ専用機に2400bpsのモデムを接続して利用していました.1Gbpsの光ファイバー通信が当たり前の時代とは隔世の感があります.

思い切ってブラック・ボディーのPB 550cを購入したのが結婚目前の1995年.既に世に出ていた520c/540cのボディーカラーはグレイでしたが,その英語キーボードに換装した(※日本限定発売の550cにはそもそも英語キーボードが存在しなかった)もんですから,550c本体の色とチト違いまして,それはまぁご愛敬なのですが,100シリーズから入った身とするとJISは我慢ならない代物で,いまだにキーボードは事務所のも含めて全てANSI(ASCII)なのであります(社員さんにもそれを強要してしまっております).

欲しくて欲しくてたまらなかった,でも金額的に絶対に無理だった憧れのPowerBook 180cをコレクションとしてゲットしたのは今から数年前のヤフオク.落札価格は2万台後半(!)でありました.“いまさら”ではありましたが,悲願のPB 180cオーナーになって“思い遂げた”感に浸りたかったのかも知れません.

因みに発売時のPowerBook 180cの定価は,な,なんと81万8千円! こりゃ確かに一般ピーポーには手の出ないお値段でございました.

使い倒した苺丸も遂にお釈迦さん.そばにいて“インスピレーションの源”で有り続けてくれた苺丸に黙祷を捧げました.

Name 深見弘喜 : 15:19 | 日記

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